こんにちは(^^)/zuboramomoです。私は現在10カ月の赤ちゃんの育児中です。
赤ちゃんを育ててると一度は母乳?ミルク?と聞かれることがあるのではないでしょうか?
私は混合でもなく完全にミルクで育てているので、ミルクですよと答えます。
すると、人によってはまずいことを聞いてしまったような気まずい空気になってしまいます、、、
なのでこっちが逆に気を使って、「ミルクも栄養満点だし、この子もこんな
に元気に大きくなってですねー」なんて言っています。
そう言うと、相手も笑顔でミルクもいいわね~と言ってくれます(^^)/
そんな時はちょっと切ない気持ちにもなりますが、二人目となると慣れました!
そんな、完全ミルクで二人の子供を育てた私がミルク育児に前向きになれた経緯について書こうと思います。
目次
一人目はNICUNに入院、母乳は全く出ず、、、
一人目は妊娠中に母乳マッサージも頑張り、妊娠中胸が張ることはなかったのですが、赤ちゃんを産んだらホルモンの影響で、誰しもが母乳が出るものだと信じていました。
実際に産まれた後、カンガルーケアや写真撮影も通常通りしてもらえたのですが、ベビー室に連れていかれた後に全身が紫色になってしまいNICUに入ったと連絡がありました。
産まれたその日のうちに面会することは可能だったのですが、点滴をしており授乳をすることはできませんでした。
授乳は出来なかったのですが、看護師さんが私の病室に来て、乳房マッサージはおこなってくれました。
しかし、二日ほどたっても乳房が気持ち重くなったかな?というくらいで、母乳がにじんだり、胸が張るような感じはありませんでした。
赤ちゃんの状態も落ち着いたので、二日目の夜からNICU内で授乳が可能になったのですが、赤ちゃんもうまく吸いつけないし、母乳もにじむ気配もありませんでした。
その後長女は無事に退院できてたのですが、母乳はそれからも全くでる気配もなく完全ミルクとなりました。
産まれてすぐにNICUに入って授乳できなかったせいで、母乳がでなかったのかな?など考え落ち込むこともありましたが、生まれてすぐにNICUに入ってしまった娘がミルクを飲んですくすく大きくなってくれる姿をみて、母乳が良かったなという気持ちはありつつも、ミルクに感謝していました。
長女の時に感じた、ミルクのメリット・デメリット
ミルクは種類もたくさんあり、値段も高い物から比較的安いものまで様々なので、どれがいいのか迷います。
安いのは大丈夫なのかな?娘のためにも一番高いのがいいんじゃないか?なんてだいぶ迷っていた記憶があります。
結局ネットなどで調べてもどれがいいのか分からず、一番高いミルクは経済的にも続けるのが厳しいと感じ、最初は産院で使っていたものと同じメーカー(中間くらいの高さ)のものを使うことにしました。
その後は、経済的に厳しかったので一番安いミルクを主に使いながら、色々なメーカーのものを使っていました。
赤ちゃんによってはこのミルクじゃないとアレルギーを起こしてしまうとか好き嫌いがあるようなのですが、長女の場合はどのミルクでもぐんぐん飲んでくれたので助かりました。
しかし、一番高いミルクでなくともミルクは高い!!とくに完全ミルクなので、次々と買わなくてはいけません。
母乳が出てたら、この分のお金を育児用品代などにまわせるのになぁなんて考えていました。
お金はかかるのですが、栄養バランスはどのミルクも母乳を研究して作ってあるので、栄養バランスに関しては心配いりません。
産後は疲れや寝不足などで思うように食事がバランスよく摂れないこともあると思うのですが、ミルクなので私がどんな食事をしようと、赤ちゃんには関係ありません。
もちろん母親が健康であることは大事なので、いくらミルク育児でも健康管理は大事です。
また、旦那や母親など他の人に代わりにミルクをあげてもらうことも可能なので、その間休んだり、用事を済ませたり、兄弟の世話をしたりできるのも助かります。
ただ、ミルクを毎回作るのは結構面倒くさいです。
もちろんミルクがないと生きていけないのでちゃんと作りますが、一度沸騰した熱湯でミルクを溶かし、人肌程度に温めなくてはなりません。
昼間はまだいいのですが、夜中となるとミルクを作るために起き上がるのもきついです。
そしてミルクを作っている間に娘がギャン泣きしてミルクすら飲めなくなり泣き止ませるために一苦労、、、泣き止んでミルクをあげようとしたときにはすっかりミルクが冷たくなっているなんてことが何度もありました。
今では一度沸騰したお湯を70℃で保温できるポットを使用したり、ミルクを温めて置いておくグッズを購入したことにより、その悩みは大分解消されました(^^♪
次女は母乳がでる薬を処方されるも母乳はほとんど出ず、、、
次女の妊娠中は、おりものが多く出たり、お腹が張ったりといった症状があり切迫早産の薬を飲んで過ごしていました。
35週の時、いつもより強い腹痛があり急いで病院へ行きモニターをつけると、張りが強くなってるとのことでそのまま入院になりました。
入院はちょうど2週間。今まで2週間がこんなに長いと感じたことがないくらい長く感じました。
24時間点滴につながれていることや、点滴の副作用、長女の心配などかなりのストレスでした。
それから36週6日で退院し、37週に入りいつでも赤ちゃんが産まれていい時期なったのでやっとおっぱいマッサージを始めることができました。
今回は少しでも母乳が出ますようにと願いを込めながら、せっせと頑張っていました。
しかし37週に入ったのもつかの間、37週5日の夜にに陣痛が来てその日のうちに出産となりました。
もともと切迫だったことや、マッサージの頑張りすぎで早く生まれてきたのかもしれませんね。
もうちょっとマッサージを頑張ってから産まれてきて欲しかったなぁなんて思いましたが、何より健康に産まれてきてくれたことに感謝しました。
出産の次の日から、母児同室で乳首を吸わせてみると、赤ちゃんの吸い付きはとても上手でした。
しかし、一人目と同じく母乳が出ないのです。そもそもおっぱいが張りません。
退院ごろになると滲み出る程度は出ていたのですが赤ちゃんにあげるほどは出ませんでした。
すると、希望したわけではなく先生のほうから母乳が出る薬を処方しますねと言われました。
その産院では母乳が出ないお母さんには薬を出すのが一般的なようでした。
スルピリドという薬で、胃の薬、抗うつ薬などで処方されることもあり、薬の説明をしてくれた看護師さんは50代くらいの方でしたが、以前その薬を飲み副作用で沢山母乳が出たと話していました。
授乳中は薬を飲まないほうがいいと思っていたので、胃の薬ならまだしも抗うつ薬なので赤ちゃんに影響はないのかな?なんて心配しましたが、先生に聞いても大丈夫というし(大丈夫じゃないと思うものを処方するわけない)、産婦人科で処方された薬なので大丈夫だろうと思い試しに飲んでみることにしました。
1カ月ほど飲んだのですが、1回の授乳で多くても10mlほどしか母乳が出るようにはなりませんでした、、、。
結局それ以上薬を飲むのは辞めると、またほとんど母乳が出なくなったので薬のおかげで10ml出ていたのだなと実感しました。
もう母乳は出ないんだなと諦めがつき、ミルク育児を前向きに捉えられるようになった
健診時にミルクで育てていると看護師さんにいうと、とてもびっくりされたりと色々ショックなこともありました。
母乳の相談をしている声ばかり耳に入り、他のお母さんがみんな母乳で育てているような錯覚にも陥ります。
長女の時同様、ミルク缶を買うときも何度も母乳だったらなぁなんて考えました。
しかし、自分から母乳じゃなくてミルクで育てていることを周囲に話すようになると、結構周りにもミルク育児のお母さんがいました。
- 私と同じように母乳がほとんど出ないお母さん
- 持病で薬を飲んでおり、母乳をあげることができないお母さん
- 出産後2カ月ほどで仕事を復帰するため保育園に預けるためにミルク育児を選択したお母さん
色んな方がいてそれぞれ事情は違いますが、私一人ではないいんだと実感することができました。
そうすると自然にもう母乳がでないこと、ミルクで育てていくことに後ろ向きな気持ちではなくなりました。
まとめ
こんなに母乳が出ないなんて、母親としてそうなんだろう?と悩むこともありましたが、今ではいろんな理由で完全ミルク育児をしている人も沢山いることを知り、二人目のミルク育児を楽しんでいます。
ミルク育児をしていて周りから色々言われることもあるかもしれませんが、そんな時は一人ではないことを思い出してください。
誰もミルク育児をしているお母さんを責める資格なんてありません!!
一緒にミルク育児を楽しんでいきましょう(#^^#)